僕が最も資金を投入している AUD/NZDについて2020年の利益率を公開したいと思います。
2020年、1年間ととしての利益率は32%となりました。
投入金額 | 433,849円 |
資金残高 | 575,654円 |
含み損益 | -2,282円 |
実質残高 | 573,372円 |
利益 | 139,523円 |
利益率 | 32.1% |
自動売買によるAUD/NZD投資を始めたのが2020年の4月からなので実質9カ月で利益率32%なのでなかなか良いのではないでしょうか?
ちなみに自動売買のツールとして利用しているのはアイネット証券のループイフダンです。
私の投資方法
それでは私のループイフダンの設定をご紹介します。
・ロスカットラインは0.97~0.95とする
(2021年は0.95以下を目標)
・1.055を下回れば買い運用開始
・1.07になれば買いポジション0
・1.08に達したら売りポジション開始
これらを図で示しました。
ロスカットラインは0.97~0.95とする
まず、ロスカットラインですが、ループイフダンの場合証拠金維持率が100%を下回るとロスカットに合うので、これを下回らないようにする必要があります。
大まかな目安ですが、
資金50万円で6Lot保有する
くらいでちょうどロスカットライン0.96224 となります。
しかしながら2021年の目標が0.95以下にすることとしています。AUD/NZDはこれまで何とか1.0以上を維持してきてるものの、昨年はわずかですが1.0を割り込んできました。可能性としては低い尾思われるのですが、これまで大きく1.0を割り込んだことがないので、一度割り込むとどこまで下落するかわからないといいう怖さがあります。
仮に、ほかの多くの人が0.90くらいにロスカットラインを設定していたとすれば、0.90に達したとたんに大暴落が始まるかもしれません。ですから少し余裕をもって0.95くらいにしておいた方が無難かな、というところです。
1.055を下回れば買い運用開始
1.055を下回ったところからB20 で取引数量を2(1000通貨単位で1)を17本設定にします。
そしてさらに1.045に達した場合は、B20 で取引数量を2(1000通貨単位で1)をさらに17本追加します。
この時点で最大1.011まで下落してもポジションを持ち続けることができます。
最大で6.8Lot ロスカットラインを0.96くらいにするならば55万円くらい必要になります。
1.07になれば買いポジション0
1.07になればループイフダンをすべて停止します。
1.08に達したら売りポジション開始
1.08になれば、S20 で取引数量1(1000通貨で1)同様に17本くらい。約定平均は1.097でロスカットラインは1.47390なのでここ10年くらいの上限のロスカットラインはクリアできています。
資金ロスカットライン一覧表
大体こんな感じではどうでしょうか?
資金が多ければ多いほど、広い範囲で利益を出し続けられる設定にすることができます。
資金 | B20(約定平均) | S20(約定平均) | ロスカットライン(買い/売り) |
550,000円 | 2×17(1.036) 2×17(1.0275) | 17(1.097) | 0.96224/1.47390 |
330,000円 | 2×20(1.035) | 17(1.1) | 0.96237/1.48516 |
なぜAUD/NZDが下落するのか
AUD/NZDが1.055に達する場合、相対的に豪ドルが下がっているということですが、これは何を意味するのでしょうか?
・中国の景気が悪くなったとき
・オーストラリアの政策金利が下がったとき
・オーストラリアの情勢が悪くなったとき
異常の3点が考えられます。
中国の景気が悪くなった時
ともに中国経済へ依存はしていますが、オーストラリアの方が中国への依存度は高いです。NZは島国で産業面からも中国への依存度が小さいので中国の景気が悪くなった、とか日中関係が対立した、などの要素は、AUD/NZDを引き下げる要因となります。
オーストラリアの政策金利が下がったとき
政策金利によっても左右されます。長らくオーストラリアの方が制作金利が高かったのですが、最近はNZの方が高い傾向にあります。オーストラリアの政策金利が下がれば、相対的にNZドルの価値が上がっている印象があります。逆にNZが追随して下げれば、NZドルが下がるのでAUD/NZDも上がるような印象にあります。
オーストラリアの情勢が悪くなったとき
昨年でいうと、オーストラリアで火災が起きていたことは、相対的にAUD/NZDの引き下げ要因になっていたと思います。
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